
|
- 科名・属名 : ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
注1.APG分類では、オオバコ科(PLANTAGINACEAE)、属名以下学名変わらず 注2.改訂新版「日本の野生植物5」(平凡社刊)では、クワガタソウと区別できないとされ同一種とされている。
- 特徴 :
草丈5〜15cm程度の多年草。
本州にあるクワガタソウの品種で、全体に小さくて花序は短く、花数も少ないのが特徴である。
花は淡紅紫色を帯びる。
- 分布・生育地 :
四国、九州 (国外:日本固有) 山地の林下
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2003年5月17日 愛媛県石鎚山麓 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
愛媛の石鎚山麓に初夏の頃出かけた際、谷沿いの道路脇でクワガタソウを見つけた。
クワガタソウは本州で何度も見かけているのでパスしようかと思ったが、四国のクワガタソウだと何となく撮影した。
帰って図鑑を見ていたら、四国と九州のクワガタソウは別の品種としてこの名称が付けられていた。
初めての土地では見知ったはずの植物でも別種の場合があり、撮影しないで後で後悔することも多い。初めての場所では面倒がらずに、こまめに撮影しておくことが必要だ。
同じ科の仲間の花
|