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- 科名・属名 : ハイノキ科 ハイノキ属
- 特徴 :
高さ5〜10mになる常緑小高木。
葉は互生、葉身は幅が広くてやや楕円形、長さ4〜7cm、幅3〜5cm。鈍頭の低い鋸歯があり、質は薄い革質で、両面無毛。
花は前年枝の葉腋に散房状につく。花冠は白色で5深裂し、径約12mm。雄しべは多数あり、花冠と同長。
果実(核果)は狭卵形で長さ7〜8mm、黒紫色に熟す。
- 分布・生育地 :
九州(鹿児島島嶼)? (国外:日本固有) 山地林内
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年4月9日 鹿児島県黒島 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
鹿児島県の黒島にカンアオイの撮影に出かけたが、折悪しく真冬のような寒波の襲来で1日中冷たい雨が降り続いた。
それでも何とか目的の花を撮影してホッとし、林道を下る途中道端の林内に咲いている白い花を見つけた。
事前の調べで、この島にはハイノキの葉が狭卵形〜広披針形であるのに対し、和名のように葉の幅が広くやや楕円形である本種があることを知っていたので、傘を差しながら撮影した。

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