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- 科名・属名 : キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属
- 特徴 :
長さ2mになる蔓性の多年草。園芸逸出帰化。
茎は細くて広がり、花をつける茎はやや立ち上がり、花をつけない茎は長く匍匐する。
葉は対生、葉身は卵状楕円形〜卵形、長さ3〜5cm。先は尖り、基部は心形、縁は全縁。質は革質で光沢があり、縁と裏面に毛がある。葉柄は短い。
花は茎の上部の葉腋に1花づつ交互につく。花冠は平開し、青紫色〜紫色、径約4cm。
- 分布・生育地 :
園芸逸出帰化(南ヨーロッパ、北アフリカ原産)(日本全土に帰化) (国外:原産地以外に南北アメリカ、オーストラリアにも帰化) 人家近く〜植林地の林下まで各所
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2025年5月16日 新潟県南魚沼市 中上・全体2、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
明治時代に観賞用の園芸植物として導入され、現在ではグランドカバーとしても用いられるている。
繁殖力が強いため色々な場所に逸出しているが、いずれも人家近くであまりにも庭先感が強くカメラを向ける気にはならなかった。
新潟県の山間部を訪れた時、水路の石垣に広がっているこの花があり、いかにも逸出帰化らしく初めて撮影した。

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