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- 科名・属名 : モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
- 特徴 :
草丈5〜20cmの多年草。食虫植物。
根出葉はロゼット状になり、葉身は倒卵状扁円形〜卵状円形で、長さ、幅とも5〜15mm。基部は急に細くなって葉柄に繋がり、その基部に縮れた褐色の毛がある。表面と縁には腺毛が密生し、その先から粘液を出して虫を捕らえ、腺毛で押さえ込み消化する。葉柄は長さ2〜8cm。
花は葉の基部から花茎を伸ばし、先端に総状花序となり数個を片側につける。花序の先は渦巻き状に巻き、次第に真っ直ぐに伸びる。花弁は4〜5個、白色で、長さは萼片の約2倍。雄しべは5個。花柱は3個で、先は2深裂する。萼片は5深裂し、長楕円形で、長さ4〜6mm、縁に短い腺毛がある。
果実(刮ハ)は長楕円形、長さ4〜5mm。種子は小さく、両端に尾状の突起がある。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:北半球の温帯〜亜寒帯に広く分布) 日当たりのいい酸性湿地
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1996年7月13日 東京都伊豆七島 中・全体2 2006年7月15日 愛知県葦毛湿原 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2008年7月19日 愛知県新城市 右下・葉 1989年10月22日 高知県土佐郡
- 撮影記 :
モウセンゴケの仲間は、栄養成分が少ない酸性土壌の湿地に生えることから、葉に腺毛が密生し、その先から出る粘液で虫を捕らえ栄養補給している。
葉の写真は花が終わった秋の姿であるが、腺毛の先から粘液を出している様子がよくわかる。
もっとも、この葉で虫を捕らえた姿はそんなに見ている訳ではないが。

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