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- 科名・属名 : スイレン科 コウホネ属
- 特徴 :
水中に生える多年草。
水上葉は浅い水深では水の上に抜き出て、卵形に近く長さ20〜30cm、幅10〜15cmで、長さが幅の2倍を超えることはない。深い水深では浮葉となる。葉柄は径3〜9mm。
花は水上に長い花柄を伸ばして1花をつける。花弁のように見えるのは萼で、萼片は5個、黄色で径3〜5cm。花弁は花弁は雄しべが変形したもので多数あり、長さは萼片の半分以下。雄しべは多数、花糸は幅広く、葯は内向きにつくが、開花すると雄しべは外に反曲し、葯が現れる。葯は長さ3〜8mm、花糸は葯と同長か2倍の長さがある。柱頭盤は柱頭盤は紅い。
果実は液果状で水中で熟し、緑色、長さ3〜5cm。種子は4〜5mm。
コウホネとベニオグラコウホネの雑種と考えられている。
- 分布・生育地 :
本州(中国地方)、九州(北部) (国外:日本固有) 湖、沼、ため池、河川、水路
- 花期 : 6〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2013年6月1日 佐賀県 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
コウホネとオグラコウホネの雑種とされ、葉は長卵形というより卵形に近く、葉柄も細いうという違いのほか、柱頭盤が紅いというのが最大の違いである。
最初は広島県で発見されたためサイジョウコウホネ(西条河骨)の和名がつけられているが、その後他の地域でも発見され、この写真は佐賀県のため池で撮影した。
花弁や花柄に黒い点がありレンズを通して見ると、アブラムシが沢山取り付いているようだった。
どの花にもついていたが、できるだけ虫の少ない花を選んで撮影した。

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