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- 科名・属名 : スイレン科 コウホネ属
- 特徴 :
水中に生える多年草。
コウホネ×オグラコウホネ、コウホネ×ヒメコウホネあるいは3種間の雑種と推定されている。
葉は水面から抽出する水上葉か浮葉となり、葉身は広卵形〜狭卵形で、長さ10〜30cmで、幅3〜4cm。葉裏にわずかに毛が生え、柄は中実。
花は水中から長い花柄を出し水上に1花つける。花弁のように見えるのは萼で、萼片は5個、黄色で径3〜4cm。花弁は雄しべが変形したもので多数あり、長さは萼片の半分以下。雄しべは多数、花糸は幅広く、葯は内向きにつくが、開花すると雄しべは外に反曲し、葯が現れる。葯は長さ4〜6mm、花糸は葯と同長か2倍の長さがある。柱頭盤は黄色、径3〜4cm。
果実は液果状で水中で熟し、緑色で、長さ3〜5cm。種子は長さ3.5〜5mm。
- 分布・生育地 :
本州(中部以西)〜九州 (国外:日本固有) 湖沼、河川
- 花期 : 6〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年8月29日 広島県世羅郡 中上・全体2 2011年7月28日 兵庫県河東市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 同 上 左下・花2 2015年8月29日 広島県世羅郡 右上・浮葉 2011年7月28日 兵庫県河東市上 右下・抽水葉 2015年8月28日 広島県世羅郡
- 撮影記 :
兵庫県のあるため池に水生植物の撮影に出かけた。
残念ながら、目的にしていたいくつかの花は、未開花や見つけられずでがっかり。
しかし、浅い池には以前ヒメコウホネの西日本型と呼ばれていたこの花がいくつも咲いていた。
図鑑に記載はなく良くわからない点が多いが、ネットなどの記述を見ると、沈水葉の形が狭くならないことでコウホネとは異なり、浮葉が円くならないことでオグラコウホネやヒメコウホネと異なるとされている。


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