チクゴスズメノヒエ(筑後雀の稗)

Paspalum distichum var. indutum


チクゴスズメノヒエ1


  • 科名・属名 : イネ科 スズメノヒエ属

  • 特徴 :
     草丈30〜60cmの多年草。
     キシュウスズメノヒエの変種で、全体に大型で葉鞘や節に白い毛が密生するのが特徴。
     総の枝は2〜3本、キシュウスズメノヒエよりはやや長い。

  • 分布・生育地 :
     本州〜沖縄 (国外:世界の熱帯〜温帯域)
     水路、池

  • 花期 : 7〜10月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2024年8月20日  静岡県静岡市
    中上・全体2、以下全て    同  上
    (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     静岡市の郊外に広がる広大な遊水地、タデ類の種類が多く何度か撮影に訪れた。
     秋に訪れることが多いが、初めて真夏に訪れると、風もなくあまりの暑さに熱中症になりそうだった。
     この遊水地にはこの花が多いと聞いていたが、所々の水溜りに点々と見られた。
     キシュウに比べると、葉鞘や節の毛が多く、密生しているという特徴もしっかり確認できた。

  • 葉鞘

    節

    同じ科の仲間の花
チクゴスズメノヒエ2

花序

小穂