midorikuro

ミドリクロヤツシロラン（緑黒八代蘭）

Gastrodia pubilabiata f. fvridis

ミドリクロヤツシロラン１

科名・属名　：　ラン科　オニノヤガラ属

特徴　：
　草丈２～３ｃｍの菌従属栄養植物。
　クロヤツシロランの品種で、母種は全体が黒褐色であるのに対し、花、子房、蒴果、花柄上部が緑色になるもの。
　２０２２年、末次健司氏が、愛知県豊橋市で見つけられたものについて発表された。

分布・生育地　：
　本州（愛知県、それ以外は不明）　（国外：不明）
　暖温帯の常緑広葉樹林下

花期　：　９～１０月

撮影月日・場所　：
上・全体１　2024年10月22日　　愛知県
中上・全体２、中下・花　　　　同　　上
(上、中上は拡大写真あり、写真をクリック）
下・果実（蒴果）　2024年11月29日　　　　同　　上

撮影記　：
　特徴欄に記したようにクロヤツシロランは全体が黒褐色であるのに対し、本種では緑色になることが異なっている。
　花仲間が愛知県で見たというので、１週間後まだ咲いているのではと一緒に撮影に出かけた。
　先週あったという場所で探すがなかなか見つからない、しばらく目を皿のようにして探しやっと咲きの花を見つけが、小さ過ぎて本当に見つけ難い。
　花はほぼ終わりに近い状態だったが、何とか緑色の花や花柄を確認し撮影した。
　１ケ月後再度訪れると、果実（蒴果）になっていて、果実も緑色になることが確認できた。

同じ科の仲間の花

ミドリクロヤツシロラン２

果実(蒴果)