クチバシシオガマ(嘴塩竃)

Pedicularis chamissonis var. longirostrata


クチバシシオガマ


  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 シオガマギク属
     注.APG分類では、ハマウツボ科、学名(OROBANCHACEAE)、学名(P.chamissonis subsp. japonica var. longirostrata)

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの多年草。
     茎は直立し、葉は4枚(まれに3〜6枚)が1〜3段に輪生する。葉身は羽状に全裂し、裂片はさらに深裂する。
     ヨツバシオガマと変種関係にあり、花冠の上唇にくびれがあり、嘴部が長さ7〜9mmと長いのが特徴である。

  • 分布・生育地 :
     本州(北アルプス(南部)、南アルプス、八ヶ岳、谷川岳)
     亜高山帯〜高山帯の草地、岩場

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体 1977年7月27日  山梨県南アルプス
    (上は拡大写真あり、写真をクリック)
    下・花    同  上

  • 撮影記 :
     過去のフィルムを再整理していた所、この写真が出てきた。
     南アルプス北岳で撮影したもので、ヨツバシオガマに似るが、花冠の上唇の嘴部分が長いのが特徴である。

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花